国語 解答・解説 第四回

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第一問 対話文(防災訓練企画)

正解解説
問一昨年アンケートで「内容が毎年同じで飽きた」が38%で最多。それを西田さんが引用しています。
問二「資料を見ると高齢者世帯が全体の四割を超えています」と大野さんが資料を根拠に述べています。
問三村田会長は「応急手当体験」と「子ども向け防災クイズ」の二つを新プログラムとして提案しています。
問四資料より「もっと体験型にしてほしい」は25%=約二割五分です。
問五地域で最も多い高齢者世帯(43%)が参加しやすい時間帯にするためです。
問六村田会長の最後の発言「午前十時開始・基本訓練・応急手当・防災クイズの三部構成」が最終決定です。

第二問 現代文(旅の随筆)

正解解説
問一「必要かもしれないと思うものを一つひとつ加えていくうちに」と本文に明記されています。
問二何があっても困らないよう備えるほど荷物が増えるという文脈から、荷物の多さが不安の大きさを反映しているという比喩的表現です。
問三「なるほど」は納得を示し「かもしれない」は断定を避けています。賛同しつつも断言は留保する態度です。
問四最後の「身軽な旅人の方がよほど楽しそう」という観察が筆者の結論として示されています。

第三問 古文(枕草子 第百四十八段)

正解解説
問一古語「うつくし」は「かわいらしい・愛らしい」の意。現代語の「美しい」より幼いものへの愛情を含む語です。
問二「雀の子の、ねず鳴きするにをどり来る」の主語は「雀の子」です。
問三直前の「いとをかしげなるおよびにとらへて、大人などに見せたる」=小さなごみを指でつまんで大人に見せた場面を受けています。
問四この段は「うつくしきもの」というタイトルで、幼い子・小さな動物など愛らしいものへの感受性を列挙しています。

【全文現代語訳】 枕草子 第百四十八段

かわいらしいもの。瓜に描いてある幼い子どもの顔。雀の子が、ちゅうちゅうと鳴く声に跳ねて来るもの。二つ三つほどの幼い子が、急いではってくる途中に、ほんの小さなごみがあったのを目ざとく見つけて、とてもかわいらしい指でつまんで、大人などに見せている(様子は)、とてもかわいらしい。頭は尼削ぎに切りそろえた幼い子が、目に髪がかかっているのをかきのけないで、首をかしげて物などを見ているのもかわいらしい。

第四問 漢文(荘子 斉物論)

正解解説
問一「胡蝶」の歴史的仮名遣いは「こてふ」。現代仮名遣いでは「こちょう」ですが、古典の読みとして「こてふ」が正しい形です。
問二注に「蘧蘧然=驚き目覚めた様子」と明記されています。「突然目が覚めると、驚いて荘周に戻っていた」という意味です。
問三注に「荘周=荘子の本名」と明記されています。冒頭「昔者荘周夢ニ胡蝶ト為ル」から、周が荘周=荘子本人であることがわかります。

【全文書き下し文と現代語訳】 荘子 斉物論

【書き下し文】昔者荘周夢に胡蝶と為る、栩栩然として胡蝶たり。自ら適志と喩り、周たるを知らざるなり。俄然として覚むれば、則ち蘧蘧然として周たり。周の夢に胡蝶と為れるか、胡蝶の夢に周と為れるかを知らざるなり。

【現代語訳】昔、荘周は夢の中で蝶になっていた。生き生きとした蝶であった。自分では気ままに楽しんでいると感じており、荘周であることを意識していなかった。突然目が覚めると、驚いたことに(自分は)荘周であった。(今となっては)荘周が夢の中で蝶になっていたのか、蝶が夢の中で荘周になっているのかが、わからない。

漢字問題

正解解説
問一「卓越」は他より際立って優れていること。「たくえつ」が正しい読みです。
問二「普遍」はすべてに共通して当てはまること。「ふへん」が正しい読みです。
問三「省みる」は自分の行動を振り返って反省する。「かえりみる」が正しい読みです。
問四「礎」は土台・基礎。「いしずえ」が正しい読みです。
問五「率先」は人の先頭に立って行動すること。「そっせん」が正しい読みです。
問六「評価」は物事の価値を判断すること。「評価」が正しい漢字です。
問七「相互」はお互いにという意味。「相互」が正しい漢字です。
問八「挑戦」は困難なことに立ち向かうこと。「挑」はいどむの意。「挑戦」が正しい漢字です。
問九「副作用」は薬などが主目的以外に引き起こす作用。「副」はそえる・付随するの意。「副作用」が正しい漢字です。
問十「備える」は準備する・用意するの意。「備え」が正しい漢字です。②「供える」は神仏にものを差し出すで意味が異なります。
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