国語 解答・解説 第一回

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第一問 対話文(文化祭の催し)

正解解説
問一田中さんは冒頭で「今日は絞り込みたい」と明示しており、三案から一つに決めることが目的です。
問二「去年の三年生もお化け屋敷でした」という前置きから、他クラスと同じになることへの懸念が読み取れます。
問三鈴木さんは「売上が活動費になる(メリット)」「衛生管理が大変(デメリット)」と述べています。
問四資料より、お化け屋敷約15時間・カフェ約20時間・演劇約50時間。お化け屋敷が最短です。
問五「もう一度整理してから決めましょう」は各案の長所短所をまとめ、議論の次の手順を示す司会進行の発言です。
問六各参加者がそれぞれの案のメリット・デメリットを出し合い比較検討しています。多数決はなく、司会が誘導してもいません。

第二問 現代文(伊豆の踊子)

正解解説
問一「白く染めながら物凄い早さで追って来た」という視覚的・動的な描写が、迫り来る雨の緊迫感を表しています。
問二「二十歳」「高等学校の制帽」「一人で旅を続けて来た」から、孤独な一人旅をする若い学生と読み取れます。
問三「酔わせる」は自然の美しさに心が満たされる比喩表現です。文字通りの酒や疲れとは無関係です。
問四本文に「二十歳」「高等学校の制帽」「学生カバン」「一人で伊豆の旅」と明記されています。

第三問 古文(徒然草 第百三十七段)

正解解説
問一「をのみ」は「〜だけを」という限定の助詞。満開・満月という最高潮のものだけを見ようとする態度を批判的に述べています。
問二「なほ」はやはり・それでも、「あはれ」はしみじみとした感動、「情け深し」は趣が深い。雨の日に月を恋いながら過ごすことにも深い趣があります。
問三「咲きぬべき」は「今にも咲きそうな」という意味。「ぬ」は完了、「べき」は推量。つぼみの状態の枝を指します。
問四冒頭「花は盛りに…のみ見るものかは」と問いかけ、咲く前・散った後にも趣があると論じています。「盛りだけではない」が主題です。

【全文現代語訳】 徒然草 第百三十七段

花は満開のとき、月は曇りなく輝くときだけを見るものだろうか(そんなことはない)。雨の中で月を恋しく思い、部屋に引きこもって春が過ぎていくのを知らずにいるのも、やはりしみじみとした趣があって情け深い。今にも咲きそうなつぼみの枝や、散ってしおれた庭などこそ、見どころが多い。和歌の前書きにも、「花見に出かけたところ、すでに散り過ぎてしまっていたので」とも、「差し障りがあって出かけられなかった」なども書いてあるのは、「花を見て」と書いてあるものに劣るだろうか(いや劣らない)。

第四問 漢文(論語 学而篇)

正解解説
問一「学而」の「而」は「〜して」という接続を表す置き字。「学ビ而」=「まなびて」と読みます。
問二注に「慍=腹を立てる」と明示。否定の「不」がついているので「腹を立てない」となります。
問三「人に知られなくても怒らない、それこそが君子ではないか」という文脈から、怒りを持たない徳の高い人物像が示されています。

【全文書き下し文と現代語訳】 論語 学而篇

【書き下し文】子の曰はく、「学びて時に之を習ふ、亦た説ばしからずや。朋あり遠方より来たる、亦た楽しからずや。人知らずして慍らず、亦た君子ならずや。」

【現代語訳】先生がおっしゃった。「学んでそのつど(くり返し)それを復習する、なんと喜ばしいことではないか。友人が遠いところからやって来る、なんと楽しいことではないか。人に認められなくても怒らない、なんと徳のある人物ではないか。」

漢字問題

正解解説
問一「結実」は努力が実を結ぶこと。「けつじつ」が正しい読みです。
問二「外観」は外から見た様子。「がいかん」が正しい読みです。
問三「響いた」は「ひびいた」と読みます。①「とどろ」は「轟く」の読みです。
問四「謙虚」は控えめで素直な様子。「けんきょ」が正しい読みです。
問五「恩恵」はめぐみ・いつくしみ。「おんけい」が正しい読みです。
問六「快い」は気持ちよい・喜ばしい意味。漢字は「快」です。
問七「複雑」は入り組んでいる様子。「複」はかさなる、「雑」はまじるの意です。
問八「遂行」はやり遂げること。「遂」はついに・なしとげるの意です。
問九「慎重」は注意深く行動する様子。「慎」はつつしむの意です。
問十「常識」は一般的に通用する知識・判断力。「常」はつね、「識」はしるの意です。
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