国 語 模擬試験 第四回

防災訓練・旅の随筆・枕草子・荘子・漢字

問題文の量は過去問の約2分の1、解答時間の目安は20〜30分、難易度はやや易しめです。全問解き終えたら最後の「採点する」ボタンを押してください。

第一問 対話文(会議・実用文)

第一問 第四回 次の対話文と資料を読んで、問一〜問六に答えよ。
〔自治会・防災訓練企画会議〕
会長(村田) 今年の防災訓練の内容について話し合います。昨年の参加者アンケートと地域の世帯構成の資料を確認してください。
西田 昨年のアンケートで「訓練の内容が毎年同じで飽きた」という意見が多かったです。今年は新しい内容を取り入れたいと思います。
大野 資料を見ると高齢者世帯が全体の四割を超えています。避難経路の確認など基本的な内容も引き続き必要ではないでしょうか。
小林 子育て世帯も二割以上います。子どもも参加できる体験型のプログラムを入れると参加者が増えるかもしれません。
村田 では、基本の避難訓練はそのままに、新しいプログラムとして「応急手当体験」と「子ども向け防災クイズ」を加える案はどうでしょう。
西田 それなら幅広い世代に対応できますね。
大野 高齢者が参加しやすいよう、開催時間を午前中に設定するとよいと思います。
村田 では午前十時開始で、基本訓練・応急手当・防災クイズの三部構成にしましょう。
【地域世帯構成】 高齢者世帯(六五歳以上)…四三%
子育て世帯(小学生以下)…二二%
その他の世帯 … 三五%

【昨年アンケート主な意見】
・内容が毎年同じ…三八%
・参加しやすかった…二九%
・もっと体験型にしてほしい…二五%
問一 西田さんが「今年は新しい内容を取り入れたい」と述べた根拠として最も適当なものを①〜⑤から選べ。解答番号は1。
昨年のアンケートで「毎年同じで飽きた」という意見が多かったから
参加者が減少しているから
高齢者が増えているから
子どもの参加が少ないから
市から新しい指導があったから
問二 大野さんが「基本的な内容も引き続き必要」と主張した根拠として最も適当なものを①〜⑤から選べ。解答番号は2。
高齢者世帯が全体の四割を超えているから
昨年の参加者が少なかったから
子育て世帯が多いから
基本訓練への要望が多いから
市の指導で義務化されているから
問三 村田会長が提案した新しいプログラムの組み合わせとして最も適当なものを①〜⑤から選べ。解答番号は3。
応急手当体験と子ども向け防災クイズ
避難経路の確認と炊き出し体験
防災クイズと避難袋の点検
消火訓練と応急手当体験
避難訓練と高齢者向け体操
問四 昨年のアンケートで「もっと体験型にしてほしい」という意見は全体の何割か。最も適当なものを①〜⑤から選べ。解答番号は4。
約二割五分
約三割
約三割八分
約四割三分
約五割
問五 傍線部「高齢者が参加しやすいよう、開催時間を午前中に設定」という大野さんの提案の目的として最も適当なものを①〜⑤から選べ。解答番号は5。
地域で最も多い高齢者世帯が参加しやすくするため
子どもが学校に行く前に参加させるため
担当者の都合に合わせるため
午後は雨が多いから
会場が午後は使えないから
問六 最終的に決定した訓練の構成として最も適当なものを①〜⑤から選べ。解答番号は6。
午前十時開始・基本訓練・応急手当・防災クイズの三部構成
午後一時開始・避難訓練・炊き出しの二部構成
午前九時開始・防災クイズのみ
午前十時開始・応急手当と避難訓練の二部構成
午後二時開始・全プログラム一括実施

第二問 現代文(小説・随筆)

第二問 第四回 次の文章を読んで、問一〜問四に答えよ。
〔随筆〕
旅に出るとき、私はいつも荷物を減らそうと思う。しかし実際には毎回増えてしまう。必要かもしれないと思うものを一つひとつ加えていくうちに、気がつけばずいぶんな重さになっている。旅の荷物とは、その人の不安の量だという話を聞いたことがある。なるほどそうかもしれない。何があっても困らないようにと用意すればするほど、荷物は重くなる。そして重い荷物を抱えた旅人は、だいたい疲れた顔をしている。身軽な旅人の方が、よほど楽しそうに見える。
問一 「荷物を減らそうと思う」のに「毎回増えてしまう」のはなぜか。最も適当なものを①〜⑤から選べ。解答番号は1。
必要かもしれないものを次々と加えてしまうから
旅先でたくさん買い物をするから
荷物の整理が苦手だから
同行者の荷物も持つから
旅の期間が長くなるから
問二 「旅の荷物とは、その人の不安の量だ」という表現はどのような意味か。最も適当なものを①〜⑤から選べ。解答番号は2。
荷物の多さはその人が抱える不安の大きさを反映している
旅は不安なものだということ
荷物が重いと不安になること
旅人は常に不安を感じていること
荷物を減らせば不安もなくなること
問三 傍線部「なるほどそうかもしれない」という表現から読み取れる筆者の態度として最も適当なものを①〜⑤から選べ。解答番号は3。
その見方に納得しつつも断言は避けている
その考えを完全に否定している
その話に全く興味がない
その意見に強く反発している
その話を信じていない
問四 この文章で筆者が最終的に示唆していることとして最も適当なものを①〜⑤から選べ。解答番号は4。
荷物を減らして身軽に旅する方が楽しい
旅には多くの準備が必要だ
旅をしない方が幸せだ
疲れた旅人こそ真の旅人だ
荷物の重さは旅の充実度を表す

第三問 古 文

第三問 第四回 次の文章を読んで、問一〜問四に答えよ。
〔出典:『枕草子』第百四十八段〕
うつくしきもの。瓜にかぎたるちごの顔。雀の子の、ねず鳴きするにをどり来る。二つ三つばかりなるちごの、急ぎてはひくる道に、いとちひさきごみのありけるを、目ざとに見つけて、いとをかしげなるおよびにとらへて、大人などに見せたる。いとうつくし。頭は尼そぎなるちごの、目に髪のおほへるを、かきはやらで、うちかたぶきて物など見たるもうつくし。
(注)
うつくし=かわいらしい
ちご=幼い子
ねず鳴き=チュッチュッという鳴き声
をどり来る=跳ねて来る
目ざとに=素早く見つけて
尼そぎ=肩のあたりで切りそろえた髪型
かきはやらで=かきのけないで
問一 「うつくしきもの」の「うつくし」の意味として最も適当なものを①〜⑤から選べ。解答番号は1。
かわいらしい
美しい
立派だ
珍しい
清らかだ
問二 「ねず鳴きするにをどり来る」の主語として最も適当なものを①〜⑤から選べ。解答番号は2。
雀の子
幼い子ども
大人
筆者
問三 傍線部「いとうつくし」が指している場面として最も適当なものを①〜⑤から選べ。解答番号は3。
小さなごみを見つけて大人に見せた場面
雀が跳ねてきた場面
子どもが急いではっていく場面
髪をかきのけずに首をかしげている場面
瓜に描かれた子どもの顔の場面
問四 この段で清少納言が描こうとしているものとして最も適当なものを①〜⑤から選べ。解答番号は4。
愛らしさを感じさせる小さなものや子どもの姿
宮中での華やかな生活
自然の美しさと季節の移り変わり
子育ての苦労と喜び
動物と人間の交流

第四問 漢 文

第四問 第四回 次の文章を読んで、問一〜問三に答えよ。
〔出典:『荘子』斉物論〕
昔者荘周夢ニ胡蝶、栩栩然トシテ胡蝶タリ。自適志、不ナルコトヲ。俄然トシテメレバ、則蘧蘧然タリ。不胡蝶、胡蝶
(注)
荘周=荘子の本名
栩栩然=生き生きとした様子
自喩適志=気ままに楽しんでいる
俄然=突然
蘧蘧然=驚き目覚めた様子
問一 傍線部A「胡蝶」の読み方として最も適当なものを、次の①〜⑤のうちから一つ選べ。解答番号は1。
こてふ
こてい
こちょう
こてふ
ふてふ
問二 傍線部B「蘧蘧然」の意味として最も適当なものを、次の①〜⑤のうちから一つ選べ。解答番号は2。
悲しそうな様子
驚き目覚めた様子
静かに眠る様子
喜んで飛ぶ様子
ぼんやりとした様子
問三 傍線部C「周」とはここで誰を指すか。最も適当なものを、次の①〜⑤のうちから一つ選べ。解答番号は3。
孔子
荘子(荘周)
夢の中の人物
荘子の弟子

漢字問題 漢字の読み・書き

漢字の読み 問一〜問五
問一 彼の卓越した才能は周囲を驚かせた。
たくえつ
たくいつ
たくぜつ
たっこつ
しゅうえつ
問二 この小説は人間の普遍的なテーマを扱っている。
ふへん
ふべん
ひろへん
ふつう
ふかん
問三 昨日の出来事をみる。
かえり
かんが
おも
ふり
のぞ
問四 研究のを築く。
いしずえ
もとい
きそ
いわ
ふもと
問五 彼は率先して行動する人だ。
そっせん
りつせん
そつぜん
そうせん
りっせん
漢字の書き 問六〜問十
問六 彼の努力はヒョウカされるべきだ。(「ヒョウカ」の漢字)
評価
表価
評加
票価
評果
問七 二人はソウゴに助け合った。(「ソウゴ」の漢字)
相互
双互
相伍
双語
相語
問八 彼女は難問にチョウセンした。(「チョウセン」の漢字)
挑戦
超戦
挑選
跳戦
調戦
問九 この薬にはフクサヨウがある。(「フクサヨウ」の漢字)
副作用
複作用
副削用
伏作用
腹作用
問十 試合にソナえて練習する。(「ソナえ」の漢字)
備え
供え
具え
蓄え
整え

採 点

← 国語トップへ戻る