国 語 模擬試験 第三回

図書室・こころ・徒然草・史記・漢字

問題文の量は過去問の約2分の1、解答時間の目安は20〜30分、難易度はやや易しめです。全問解き終えたら最後の「採点する」ボタンを押してください。

第一問 対話文(会議・実用文)

第一問 第三回 次の対話文と資料を読んで、問一〜問六に答えよ。
〔中学校生徒会・図書室利用促進会議〕
会長(井上) 今日は図書室の利用者が減っている問題について話し合います。アンケート結果と貸出冊数の資料を用意しました。
石田 アンケートを見ると「本の種類が少ない」という意見が最も多いですね。
前田 「場所が暗くて居心地が悪い」という意見も多いです。照明を増やすだけでも変わるかもしれません。
岡本 貸出冊数の推移を見ると、三年前と比べて半分以下になっています。早急に対策が必要だと思います。
井上 まず取り組みやすいことから始めましょう。照明の改善は予算がかかりますが、本の配置を見直すのはすぐできますね。
石田 新しい本を入れるために不要な本を整理する「本の入れ替え作業」も提案したいと思います。
前田 それなら読書週間に合わせてポスターで宣伝すると、利用者が増えるきっかけになりそうです。
井上 では優先順位をつけて、まず本の配置見直しと整理から始め、次にポスター作成、その後照明改善を予算申請する、という流れにしましょう。
【図書室アンケート上位意見】 一位 本の種類が少ない…四二%
二位 暗くて居心地が悪い…三一%
三位 場所がわかりにくい…一七%

【貸出冊数推移(年間)】
三年前…一二〇〇冊
二年前…九〇〇冊
昨 年…五五〇冊
問一 アンケートで最も多かった意見として最も適当なものを①〜⑤から選べ。解答番号は1。
本の種類が少ない
暗くて居心地が悪い
場所がわかりにくい
貸出期間が短い
司書の対応が悪い
問二 三年前と昨年の貸出冊数を比較したとき、昨年の冊数は三年前の約何割か。最も適当なものを①〜⑤から選べ。解答番号は2。
約四割
約五割
約六割
約七割
約八割
問三 傍線部「早急に対策が必要だと思います」という岡本さんの発言の根拠として最も適当なものを①〜⑤から選べ。解答番号は3。
貸出冊数が三年間で大幅に減少していること
アンケートの意見が多いこと
図書室が暗いこと
本の数が少ないこと
先生から指摘されたこと
問四 井上会長がすぐに取り組める対策として挙げたものとして最も適当なものを①〜⑤から選べ。解答番号は4。
本の配置の見直し
照明の改善
新しい本の購入
司書の採用
読書週間の延長
問五 傍線部「利用者が増えるきっかけになりそうです」という前田さんの発言はどの提案への反応か。最も適当なものを①〜⑤から選べ。解答番号は5。
読書週間に合わせたポスター宣伝
照明の改善
本の入れ替え作業
本の配置見直し
アンケートの実施
問六 井上会長がまとめた対策の優先順位として最も適当なものを①〜⑤から選べ。解答番号は6。
本の整理→ポスター作成→照明改善
照明改善→本の整理→ポスター作成
ポスター作成→照明改善→本の整理
照明改善→ポスター作成→本の整理
本の整理→照明改善→ポスター作成

第二問 現代文(小説・随筆)

第二問 第三回 次の文章を読んで、問一〜問四に答えよ。
〔小説〕
私が先生と知り合いになったのは鎌倉である。その頃私はまだ若々しい书生であった。先生は避暑に来ていた中年の男で、いつも一人で海へ泳ぎに来ていた。私は何となく先生に惹きつけられた。しかし先生は私に対して、はじめのうちは打ち解けなかった。なぜ先生が私を避けるのか、私にはわからなかった。ただ先生の眼の中に、孤独な光のようなものが宿っているのを、私は感じた。それが却って私を先生の方へ引き寄せた。
問一 「書生」の意味として最も適当なものを①〜⑤から選べ。解答番号は1。
勉学中の若い学生
本を書く作家
図書館で働く司書
手紙を代筆する職人
学校の先生
問二 「先生は私に対して、はじめのうちは打ち解けなかった」とあるが、その理由として本文から読み取れる最も適当なものを①〜⑤から選べ。解答番号は2。
先生が孤独を好み人を遠ざける性質だったから
先生が私を嫌っていたから
先生が耳が聞こえなかったから
先生が忙しくて話す時間がなかったから
先生が私を子どもだと思っていたから
問三 傍線部「先生の眼の中に、孤独な光のようなものが宿っている」とはどういう意味か。最も適当なものを①〜⑤から選べ。解答番号は3。
先生の眼に深い孤独と内面的な複雑さが感じられた
先生の目が病気で光っていた
先生が夜でも明るく見えていた
先生が怒りで目を光らせていた
先生が涙を浮かべていた
問四 「それが却って私を先生の方へ引き寄せた」の「それ」が指すものとして最も適当なものを①〜⑤から選べ。解答番号は4。
先生の眼に宿る孤独な光
先生が避暑に来ていたこと
先生がいつも一人で泳いでいたこと
鎌倉の美しい海
先生が中年であること

第三問 古 文

第三問 第三回 次の文章を読んで、問一〜問四に答えよ。
〔出典:『徒然草』第五十二段〕
仁和寺にある法師、年寄るまで石清水を拝まざりければ、心うく覚えて、ある時思ひ立ちて、ただひとり、徒歩より詣でけり。極楽寺・高良などを拝みて、かばかりと心得て帰りにけり。さて、かたへの人にあひて、「年ごろ思ひつること、果たし侍りぬ。聞きしにも過ぎて、尊くこそおはしけれ。」と言ひければ、「いかなる事か侍りけん」と問ひければ、「神へ参るこそ本意なれと思ひて、山まではみず」とぞ言ひける。
(注)
仁和寺=京都の寺
石清水=石清水八幡宮
心うく=残念に思って
徒歩より=歩いて
かたへの人=仲間の人
本意=本来の目的
問一 「心うく覚えて」の意味として最も適当なものを①〜⑤から選べ。解答番号は1。
残念に思って
嬉しく思って
恐ろしく感じて
不思議に思って
情けなく思って
問二 傍線部「かばかりと心得て帰りにけり」とはどういう意味か。最も適当なものを①〜⑤から選べ。解答番号は2。
これで全部だと思って帰ってしまった
十分満足して帰った
疲れてしまったので帰った
道に迷って帰ることにした
目的を果たせず悔しくて帰った
問三 この法師が失敗した理由として最も適当なものを①〜⑤から選べ。解答番号は3。
山の上の本社まで行かなかったから
一人で参拝したから
徒歩で行ったから
極楽寺を拝まなかったから
仲間に相談しなかったから
問四 この話を通じて筆者が伝えようとしていることとして最も適当なものを①〜⑤から選べ。解答番号は4。
案内役なしに行動すると失敗しやすい
参拝はひとりですべきだ
遠くの神社より近くの寺がよい
年を取ってからの参拝は無意味だ
徒歩での参拝こそ尊い

第四問 漢 文

第四問 第三回 次の文章を読んで、問一〜問三に答えよ。
〔出典:『史記』淮陰侯列伝〕
韓信布衣、貧シクシテ、不推択。又治生商賈。常寄食、人
(注)
韓信=漢の名将
布衣=平民
推択=選ばれること
治生商賈=商売をすること
寄食=食事を恵んでもらう
問一 傍線部A「従ヒ人ニ寄食」の意味として最も適当なものを、次の①〜⑤のうちから一つ選べ。解答番号は1。
他人に従い一緒に食事をした
他人のところに行き食事を恵んでもらった
他人に食事を与えた
食事をせずに人に仕えた
人から食物を盗んだ
問二 傍線部B「厭ヒ之ヲ」の「之」が指すものとして最も適当なものを、次の①〜⑤のうちから一つ選べ。解答番号は2。
食事
商売
韓信
平民の生活
役人
問三 この文章から読み取れる韓信の境遇として最も適当なものを、次の①〜⑤のうちから一つ選べ。解答番号は3。
貧しく人に疎まれる生活を送っていた
商売で成功し豊かに暮らしていた
役人として人々に慕われていた
貧しいながらも学問に励んでいた
各地を旅して見聞を広めていた

漢字問題 漢字の読み・書き

漢字の読み 問一〜問五
問一 彼女の洞察力は鋭い。
どうさつ
とうさつ
どうかん
どうけい
とうけい
問二 その事件は今も未解決のままだ。
みかいけつ
ふかいけつ
みかいじょ
むかいけつ
みかいじ
問三 山頂から壮大な景色が広がっていた。
そうだい
ゆうだい
そうたい
そうだん
ほうだい
問四 祖父の話には含蓄がある。
がんちく
かんちく
がんよう
かんよう
こうちく
問五 彼は辛抱強く待ち続けた。
しんぼう
しんぽう
しんく
しんろう
しんき
漢字の書き 問六〜問十
問六 彼はシュウチを集めて発言した。(「シュウチ」の漢字)
衆知
周知
衆地
収知
集地
問七 社会のヘンカに対応する。(「ヘンカ」の漢字)
変化
変換
偏化
変果
遍化
問八 彼はユウシュウな成績で卒業した。(「ユウシュウ」の漢字)
優秀
勇秀
優収
有秀
雄秀
問九 チームのダンケツが勝利を生んだ。(「ダンケツ」の漢字)
団結
断結
団傑
暖結
段結
問十 この曲はカンドウ的な演奏だった。(「カンドウ」の漢字)
感動
感道
勘動
感同
歓動

採 点

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