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高卒認定試験とは?

制度・受験資格・難易度をやさしく解説【2026年版・情報必修化対応】

「高校を卒業していないけれど、大学に進学したい」「働きながら学歴のハードルを越えたい」――そんな方の進路を切り開いてくれるのが高卒認定試験(高認)です。

この記事では、高卒認定試験について「そもそも何の試験なのか」から、受験資格・科目・難易度・合格後にできることまで、初めての方にも分かるよう丁寧に解説します。

高卒認定試験とは?

高卒認定試験(正式名称:高等学校卒業程度認定試験)は、文部科学省が実施する国家試験です。この試験に合格すると、「高校卒業者と同等以上の学力がある」と国が認定してくれます。

平成16年度以前は「大学入学資格検定(大検)」という名称で実施されていました。現在40代以上の方が「大検」と呼んでいるのは、この旧制度のことを指します。平成17年度から「高卒認定試験」に改称され、制度の内容も一部見直されました。

高卒認定試験に合格すると、以下のような道が開けます。

つまり、「高校を卒業していないことで閉ざされていた進路を、ほぼすべて開ける」のが高卒認定試験の最大の価値です。

高卒認定と「高卒資格」は違う?

ここは混同しやすい重要ポイントです。

項目 高卒認定試験 高卒資格
取得方法試験に合格高校に3年間在籍し卒業
最終学歴「中卒」のまま「高卒」になる
進学資格得られる得られる
国家資格受験多くの場合可能可能
取得期間最短半年〜1年3年(全日制)

最終学歴は「中卒」のままという点は誤解されやすいので注意が必要です。ただし、進学・就職・資格試験のほとんどの場面で高卒と同等に扱われるため、実用上は大きな差はありません。

「学歴を高卒にしたい」場合は、通信制高校に編入して卒業する方法もあります。それぞれの目的に合わせて選びましょう。

受験資格 ―― 誰でも受けられる?

高卒認定試験の受験資格は、非常にシンプルです。

受験資格の条件:

つまり、中学を卒業した直後の16歳でも、70代の方でも受験できます。実際、最年長の合格者は70歳という記録もあります。平均合格年齢は約21〜22歳です。

こんな方が受験しています:

試験科目 ―― 何科目受けるの?

【重要】 2026年度(令和8年度)から「情報」が新必修科目に追加されました。

これにより、高卒認定試験は7教科12科目から、9〜10科目を選択して受験する形に変更されました(従来は6教科11科目から8〜9科目)。

必須科目

選択科目(理科)

以下から選びます。

科目の選び方によって、合格までの労力が大きく変わります。一般的に「科学と人間生活」+「生物基礎」が最も負担が軽いとされており、多くの受験者がこの組み合わせを選んでいます。逆に物理基礎は難易度が高く、避けるのが無難と言われています。

新必修科目「情報」について

2026年度から追加された「情報」は、高校で必修となっている「情報Ⅰ」に準拠した内容です。文部科学省は2025年7月にサンプル問題を公表しており、以下のような構成になっています。

すべて四択のマークシート方式で、難解なプログラミング知識は必要ありません。「考え方」を問う基礎的な問題が中心です。スマートフォンを日常的に使っている方なら、十分に対応できる内容です。

経過措置の重要ポイント:

  • 令和7年度(2025年度)中に全科目合格できた場合 → 「情報」は受験不要
  • 令和8年度(2026年度)以降に科目合格を持ち越す場合 → 「情報」の受験が必要

つまり、すでに一部の科目に合格している方も、未合格の科目が残る状態で2026年度以降に受験を続ける場合は、「情報」が追加で必要になります。早めの対策がカギです。

試験日・会場・受験料

試験日: 年2回(8月・11月)、それぞれ2日間にわたり実施

試験会場: 各都道府県に1〜数か所設置(熊本県内にも会場あり)

受験料:

重要なポイント:

難易度・合格率は?

高卒認定試験は「落とすための試験ではない」と言われます。実際のデータを見てみましょう。

合格点: 100点満点中約40点以上(マークシート方式)

合格率(全科目合格者ベース): 約40〜45%

「合格率40%」と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、これは「すべての科目に一発合格して大学受験資格を得た人」の割合です。1科目以上の合格率は約90%以上と非常に高く、回数を重ねればほとんどの方が合格できる試験です。

問題のレベル: 高校1年生の教科書レベルが中心

中学校の復習レベルから始めても十分対応可能で、「中学レベルからやり直したい」という方でも合格を目指せるのが高卒認定試験の特徴です。

合格すると何ができる?

高卒認定試験に合格すると、以下のような道が開けます。

進学

国家試験・公務員試験

就職

江原予備校では、高卒認定合格後の大学受験指導や看護学校受験指導まで一貫してサポートしています。合格後のキャリアまで見据えた進路相談ができるのが強みです。

勉強方法の選択肢 ―― 独学・通信・予備校どれがいい?

高卒認定試験の勉強方法は、大きく3つあります。それぞれメリット・デメリットを比較しましょう。

1. 独学

2. 通信講座

3. 通学型予備校

江原予備校では、通信講座でも対面型と同等のサポートを提供しています。LINE質問・ZOOM相談指導を組み合わせることで、通信講座の弱点である「質問しづらさ」「孤独感」を解消しています。

よくある質問

Q. 中卒でも合格できますか?

A. はい、合格できます。むしろ高卒認定試験の中心的な受験者層が中卒・高校中退の方です。中学レベルから丁寧に学べば十分合格できます。

Q. どのくらいの期間で合格できますか?

A. 個人差はありますが、通信講座を活用した場合、3〜8ヶ月程度で全科目合格を目指せます。1〜2科目から始める短期合格も可能です。

Q. 高校在籍中でも受験できますか?

A. 受験できます。実際、進学準備のために高校在籍中に受験する方も増えています。

Q. 合格率を上げるコツは?

A. 科目選びが重要です。理科は「科学と人間生活」+「生物基礎」が最も負担が軽い組み合わせとして知られています。また、英検3級以上や数検3級以上を持っていれば該当科目が免除されます。

Q. 受験料以外の費用はかかりますか?

A. 通信講座や予備校を利用する場合は、その費用が別途かかります。江原予備校の高卒認定通信講座は月4,980円〜の業界最安値級で、20数年の指導実績があります。

Q. 2026年から「情報」が必修になったと聞きました。難しいですか?

A. 高校「情報Ⅰ」に準拠した内容ですが、基礎的な概念中心で難解なプログラミング知識は不要です。文部科学省のサンプル問題では、インターネットの基礎、著作権、HTMLの基本、簡単なプログラミング、グラフの読み取りなどが出題されています。スマートフォンを日常的に使っている方なら、対策次第で十分合格可能です。

Q. 2025年度までに合格すれば「情報」は不要ですか?

A. はい、令和7年度(2025年度)中に全科目に合格できれば「情報」の受験は不要です。ただし、未合格科目を令和8年度(2026年度)以降に持ち越す場合は、「情報」を新たに受験する必要があります。早めの合格を目指しましょう。

まとめ ―― 高卒認定試験は「人生を変える資格」

高卒認定試験は、過去の事情で高校を卒業できなかった方にとって、人生を再設計するための強力なツールです。

「もう一度学び直したい」「将来の選択肢を広げたい」という方は、まず資料請求や無料相談から始めてみてはいかがでしょうか。

江原予備校の高卒認定通信講座について

熊本の江原予備校では、20数年の実績・合格率90%以上を誇る高卒認定試験対策の通信講座を提供しています。

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